放流水(排水)の水質基準としてSS計は重要な管理パラメータです。 SS計は放流水のSS濃度を自動測定し、異常通報や排水処理施設の運転条件管理に役立てることが出来ます。 従来の光学式SS計では正しい測定が出来なかった着色された最終放流槽内のSS値を、超音波で測定することで可能にしました。
従来から河川のSSを現地で求めるため、濁度との相関より算出することが試みられてきましたが、濁度計は光の透過率、または散乱強度から濁度を検出するため、懸濁物の粒径、色、等により濁度が同じでもSSが違うことが一般的に言われています。 特に、濁度計の応答は粒径依存性が非常に強いことから、十分な測定結果が得られないことが課題とされていました。 今回、広帯域と収束性を持つ超音波振動子、及び広帯域の超音波パルスを使用することにより、1回の送受信で大量のデータを短時間に得られることが可能となり、採水分析を行わなくても、現地で長期間連続してSSと粒度分布が同時に得られる「投げ込み式超音波SS・粒度分布測定システム」を開発致しました。